マガジン JOURNAL

大人のスキンケアに知性を

2025.11.23 コラム

世の中に溢れているのは「商品の情報」であって、「肌の知識」ではない

「正しいスキンケアって、なんだろう?」
そう考えたとき、皆さんはどこから情報を得ますか?

昔の私は、美容雑誌を買って研究したり、
好きな女優さんやタレントさんが使っているものを
「きっと良いものに違いない!」と信じて買ってみたり、
デパートのカウンターで美容部員さんに相談したりしていました。

 

20代の頃の私は、
「化粧品が肌をキレイにしてくれる!」と信じて疑わず、
化粧品をまるで“魔法のツール”のように思っていました。

 

「最新の●●成分が、●●に効く!」
「使った瞬間から効果を実感できる!」
そんなキャッチコピーに心を動かされて、
化粧品を買うことが毎日の楽しみでした。

……肌荒れが治らなくなった28歳までは。

 

「商品の良さ」を伝える情報は、世の中にあふれています。
それも当然です。化粧品は“商品”だからです。

でも――
「肌の正しい知識」や
「本当に必要なスキンケア」については、
驚くほど知られていません。

大人のスキンケアに知性が必要な理由

私が〈本質美肌研究所〉を立ち上げたとき、
いちばん伝えたかったのはこの想いです。

「正しいスキンケアをしようと思うなら、
正しい知識が必要。」

そもそも、肌には「どんな役割」があるのか?
「どんな構造」をしていて、なぜそのような「仕組み」になっているのか?
肌は「何で」できているのか?

――この問いに答えられる人は、どれくらいいるでしょうか。

 

20代の私は、その答えどころか、
そんな疑問すら持ったことがありませんでした。

宣伝されている商品がどれだけ耳ざわりの良い言葉で売られていても、
それが“本質的に”肌を美しくするものとは限りません。

そもそも、肌のことを知らないままでは、
正しいケアなどできるはずがないのです。

若いころに本質に気づけないのはなぜか?

本質美肌研究所のスキンケアは、
35歳以上の大人の女性をメインに設計しています。
(もちろん、若い方に使っていただけるのも嬉しいです!)

 

高価な化粧品や有名ブランドを使っても、
肌の調子がいまひとつ上がらない。
それどころか、年々くすみやたるみが気になり始め、
美容代もどんどんかさんでいく。

「そろそろ美容医療を検討しようかな…」
そう思い始めるのが、ちょうど30代半ば。

この年代から“肌の本質”に気づく方が、実際とても多いのです。

 

「何を使ってもピンとこない」
「何を選べばいいのか分からない」
「肌がキレイになっている実感がない」

私のもとに届く声も、たいていこうしたものです。

 

実はそれ、あなたの肌が悪いわけでも、
今使っている化粧品が悪いわけでもありません。

 

正直に言うと、
35歳までは“何をしてもキレイで当たり前”です。

 

何もしなくても代謝も活発で、体が健康な人が多い。
少しぐらい食事で添加物を摂っても、
肌に合わない化粧品を使っても、
体の排泄力や修復力が勝っているからです。
つまり若いうちは、多少無理をしてもリカバリーできる。

だから、何を使っても肌がキレイで当然なのです。

 

はっきり言って、その化粧品を使っているからキレイなのではなく
「若いからキレイ」と言い切ってもいいくらい。

 

でも、35歳を過ぎたころ――
ふと「このままでいいのかな?」と立ち止まる瞬間が
誰しもあります。

 

 

そのときはじめて、
本質美肌研究所が伝えたい理念やスキンケアの意味を、
心から理解してもらえるのでは、と思っています。

 

とはいえ、
若いうちに“本質的なスキンケア”に出会えたなら、それは最高です。
20代から肌を大切に扱ってきた人ほど、
35歳以降の肌がしなやかで、年齢の重ね方が美しいからです。

 

だから
1日でも早く、正しいケアに切り替える。
あなたが何歳であっても、
「今日のあなたがいちばん若い」からです。

スキンケアとは「臓器をケアする」こと

私自身が、化粧品の「魔法」が解け始めたのは28歳のころでした。

 

あごにできる吹き出物が、何年も治らなかったのです。
評判の良い化粧品や高級な化粧品を使っても改善せず、
皮膚科で薬をもらっても、一時的に治ってはまた再発する。
その繰り返しに、あるとき気づいたのです。

 

「化粧品を使えば使うほど、
悪化しているのでは?」

 

そう思った私は、必死に情報を探しました。
そのとき出会ったのが、“望診(ぼうしん)”でした。

望診とは、中医学の診断法のひとつで、
顔や体に現れるサインから臓器の状態を読み取り、
食事や生活習慣を整えて体全体のバランスを回復させるというもの。

 

「肌は内臓の鏡」
「皮膚は“最大の臓器”である」

望診で出会ったその概念は、
今までの私の常識を180度変えました。

 

肌は、外から何かを“与えて作り上げるもの”ではありません
食べ物と内臓の働きが合わさってできあがる、
“結果としての臓器”なのです。

 

肌を作っているのは細胞たち。
その細胞が作られる過程に
化粧品はほぼ関与していません

 

そして、肌は“排泄の臓器”でもあります。

つまり外から「浸透させる」「吸収させる」という発想そのものが、
肌の生理機能に反している
ということ。

 

さらに言えば
肌表面の角質細胞はすでに“死んだ細胞”
――いわば垢

(そう、垢すりでボロボロ出てくるあの”垢”)

死んだ細胞に高価な化粧品を塗り込んでも、
肌が根本的にキレイになるわけがないのです。

 

今振り返れば、これらはすべて当たり前のこと。
けれど世の中では、こうした基本的なことが、
“当たり前”として知られていないのが現実です。

 

それほど、肌やスキンケアの本質は広告で目隠しをされているし、
消費者を巧妙に誘導する耳障りの良い言葉が並んでいるのです。
それに踊らされてきたのは、私も同じです。

 

 

化粧品のイメージ戦略や
消費者の「商品への信頼感」は強いが、

その一方で、
“肌の知識”は驚くほど欠けている。

 

学びを通して、
ものすごく反省をしました。

外側から化粧品ができることは、たったの2割!

肌のことを学び始めて気づいたのは、
“肌をキレイにしたければ、
まず健康になることが大前提”
という事実でした。

当たり前なんですが、
そこを見ずに見せかけの美容に走る女性は多いと思うんです。

 

自分でキレイになるというよりは、
「何か」が、「簡単に」キレイにしてくれることを
みんなは求めているからです。

 

でも、
どんなに良い化粧品を使っても、
健康な体という“土台”が整っていなければ、
肌は本当の意味で美しくはならないのです。

 

 

美肌になるために

化粧品ができることは、
せいぜい2割

くらいなんじゃないかと思うんです。
そして、

残りの8割は、
食事・生活習慣・そしてマインド。

とはいえ、2割の部分でさえ、間違ったものを使ってしまえば、
せっかくの肌の力を損なってしまいます。
(悪化のループに入ることも…)

 

だからこそ、本質美肌研究所では
“肌を本質的にケアできる化粧品”をつくりたいと思いました。

 

2割の領域だからこそ、肌の機能を邪魔しないことが大切。
それが、真の意味で“肌をサポートするスキンケア”です。

 

肌がもともと持っている力――
たとえば
「うるおう力」も、
「キメが整う力」も、
本来はすべて自分の中にあります。

私たちがすべきことは、
それを信じて「邪魔をしないこと」。

 

まるで子育てのように、
外からあれこれ“手を加えすぎない”ことが、
美しい肌を育てる最大のポイントです。

 

本質的な美肌をつくるうえで最も重要なのは、
健康な体とバランスの取れた食事、
そして健やかな心。

 

臓器がしっかり働いているか?
栄養バランスは整っているか?
ストレスをため込んでいないか?

――どれもごく当たり前のことですが、
“美肌の鉄則”はそこにあります。

 

現代社会では、電磁波や重金属など、
体や肌に見えない負担をかける要因も増えています。
だからこそ、正しい知識を持ってセルフケアを行うことが大切です。

 

これらの基礎を体系的に学べるのが、
私が提供している「美肌のキホン講座」です。
(オンラインで、いつでも学習可)

 

この講座では、体と肌と化粧品の関係を、
化学と自然療法の両面から
しっかり理解できるようお伝えしています。

 

この知識は、まさに“一生もの”。
一度学べば、もう美容の選択に迷わなくなります。

35歳から”ホンモノ”に目覚めて美肌を手に入れる

年齢を重ねるほどに、
「ごまかしの効かない体と肌になってきた」
と感じる方も多いでしょう。

 

私もまさに、そのひとりです。

 

「老化」と一言で片づけるのではなく、
こうとらえてみて欲しいんです――

自分に本当に必要なものだけを
受け入れられる私になった”

年齢を重ねるほど、
心も肌も、どんどん“純度”を増していく。

だからこそ、スキンケアも同じ。
肌が本当に必要としているもの、
心が心地よいと感じるものだけを選んでみませんか。

 

 

スキンケアは、思っているよりシンプルでいいのです。
年齢を重ねていても、関係ありません。

 

 

肌が喜ぶものだけで整えていくと、
余計なものがそぎ落とされていく感覚が心地よくなります。

 

「もう歳だから、あれもしなきゃ」
「これも買わなきゃ」――
そんなプレッシャーは、すべて“商業的な刷り込み”
ではないかと思うのです。

 

間違ったことをしなければ、
肌はいくつからでも美しくなれます。

 

その年齢相応の、
その方に見合った美しさが花開きます。


話題の化粧品や高い化粧品に頼る前に、
あるいは美容整形に走る前に、
肌がもつ「本来の力」を信じてみませんか?

 

これが、〈本質美肌研究所〉の哲学です。

 

このブランドを通して、
シンプルであることの潔さ
自分を信じる気持ちよさを、
感じていただけたら嬉しいです。

 

常に今のベストを「商品」や「講座」でお届けしていますが、
私自身もこれからもずっと皆さんと一緒に学び続け、
本質美肌を研究していきます。

 

「より本質的なものを、生涯研究しながら届けていく」
それが〈本質美肌研究所〉という名に込めた想いです。

美容は「私らしく楽しむこと」が大事

肌を研究するようになってから、
一時はケミカル成分を「悪」と決めつけていた時期もありました。

 

「こんなものは絶対使ってはいけない!」
「世の中の化粧品にまともなものはほとんどない!」

 

でも、善悪の二元論の思考は結構ストレスなんです。
こんな話をする私の目は、きっと吊り上がっていたんじゃないかと…。

 

今は、もっと自由でしなやかな考え方になりました。
「悪」があるのではなく、すべて「学び」の種でしかありません。

 

「私は、こういうものを使いたい」
自分の心地よいものを選択すればいいだけ。
他のものを悪く言う必要はありません。

 

肌のサポートになるものを研究していくと、
最終的には植物オイルや精油といった自然由来の成分や
品質を求めると有機栽培・無農薬な原料を採用することが
多くなりました。

 

それも「こうでなくてはいけない」と選んだのではなく、
「良いものを追求したら、結果的にそうなった」のです。

 

オーガニック認証を取ることだけが“正解”ではありません。
自分の目で見て、使って、感じて、
「これは良い」「安全だ」と心から思えるものを選ぶ。

それが、私の心地よい基準です。

 

 

防腐剤や安定剤も、
完全に排除すれば良いというものではありません。
必要最小限にとどめ、肌の常在菌バランスを乱さないことが大切。

“安全性”と“機能性”のちょうどよい調和を見つけていくことが、
成熟したスキンケア商品のあり方だと思っています。

 

美容の本質は、
自分を美しく整えることを楽しむ心
にあります。

 

こだわりすぎて、心が窮屈になるのは本末転倒!

 

 

どんな選択も、
「これが心地いい」
「これが私らしい」と思えるかどうか。

 

〈本質美肌研究所〉は、
そんな“心地よくて本質的な美容”を
皆さんに届けていきたいと思っています。